こんにちは、みゆ旅のみゆです。

東南アジア旅行を考えているんだけど、タイとベトナムどっちがいいかな?ベトナムは物価が安いって聞くけど、実際はどうなの?治安はどっちがいい?
本日は、こんなお悩みを解決します!
実際に私は、タイとベトナムを何度も訪れています。
その経験をもとに、タイとベトナムを徹底比較!物価や治安、観光スポットなどを詳しく解説していきます。
この記事を読めば、自分にはどちらの国が合うか判断できるはずです。
- タイとベトナム、どちらに行くか悩んでいる人
- 事前に各国の情報を知っておきたい人
- 海外旅行初心者で、どちらが行きやすいか知りたい人

それでは、タイとベトナムの違いを詳しく見ていこう!
どっちに行こうか迷っているならタイがおすすめ!
タイは観光客向けの設備が充実していて、親日家も多いため、初めての海外旅行でも安心して楽しめます。
- 交通インフラが整っていて、移動がスムーズ(電車・タクシー・Grabが使いやすい)
- 英語が通じる場所が多く、観光客向けの対応がしっかりしている
- ホテルやレストランの選択肢が多い
タイのバンコクと、ベトナムのホーチミンを比べてみると...
項目 | バンコク | ホーチミン |
---|---|---|
交通の便利さ | BTS・MRTあり | バイクが多い |
英語の通じやすさ | 観光地ならOK | 簡単な英語なら |
観光向けの設備 | トイレ・Wi-Fi◎ | ローカル感強め |
比較表を見ての通り、旅行のしやすさでは、現時点ではタイが優勢です。
しかし、最近ホーチミンは日本支援の地下鉄が開通し、急速に発展しています。今後ベトナムもどんどん旅行しやすくなるでしょう。
タイとベトナム、過ごしやすいのはベトナム
正確には、過ごしやすい時期を選べる選択肢が多いのはベトナム!
都市名 | 平均気温 | 乾季の気温 | 雨季の気温 |
---|---|---|---|
バンコク | 27.9 | 25〜35 | 27〜35 |
チェンマイ | 25.3 | 20〜30 | 25〜35 |
ハノイ | 23.6 | 15〜25 | 20〜32 |
ホーチミン | 27.7 | 25〜34 | 26〜33 |
ベトナムは国土が南北に長いため、地域によって気候が大きく異なります。一方、タイも地域によって気候が異なりますが、ベトナムほど多様ではありません。
例えば、年末年始でベトナム旅行を考えていると仮定します。
暑さが苦手な方は、ベトナム北部を選べば快適に過ごせますし、「日本が寒いんだから暑さを感じたいんだ!」となればベトナム南部を選べばOK。
つまり、ベトナムの方が自分に合った過ごしやすい地域を選びやすいです。
もちろん、タイ北部も比較的涼しい気候です。しかし、気候の多様性という点では、ベトナムに軍配が上がります。
- ホーチミン(ベトナム南部)
一年中暑い気候で南国気分を満喫 - バンコク(タイ)
乾季のバンコクは暑さが和らぎ観光に最適
- ハノイ(ベトナム北部)
冬は15℃前後で快適な気候 - チェンマイ(タイ)
ハノイほどではないが、避暑地に最適
どちらの国を選ぶかは、あなたの旅行の目的や好みに合わせて決めるのがよいでしょう。
タイとベトナム、旅行のコスパが良いのは断然ベトナム
コスパ重視ならベトナム旅行をおすすめします!
コロナ以降、物価が3~4割上昇したものの、もともと物価が安いベトナム。円安の今でも、日本人旅行者にとって物価の安さを実感できる国の一つです。
- 中級ホテルなら3,000円〜
- 食事代は非常に安く、ローカルフードなら200円〜
- タクシー・Grabの料金も安く、移動コストが低い
項目 | タバンコク | ホーチミン |
---|---|---|
航空券(往復) | 4〜8万円 | 4〜7万円 |
中級ホテル(1泊) | 5,000〜8,000円 | 3,000〜6,000円 |
食事(1食) | 300〜1,500円 | 200〜1,000円 |
「タイは日本の物価の1/3」なんて言われていた時代は過ぎ去りました。
そうです、現在「円安バーツ高」。
地元の方向けの屋台ならまだ安いですが、全体的な物価は日本とそう変わりません。それどころか、観光客向けのカフェやレストランなんかは、日本よりも高いです。
「できるだけ安く旅行したい!」という方は、物価の安いベトナムを選ぶと良いでしょう。
タイとベトナム、観光スポットが多いのはタイ
観光スポットの充実度でいうと、タイに軍配が上がるかなと。
「観光大国」として名高いタイは、観光地の開発や整備が非常に進んでいます。
観光スタイル | タイ | ベトナム |
---|---|---|
観光スポットの充実度・設備 | ||
ナイトライフの充実度 | ||
ローカル感 |
私の印象では、タイの観光地はそれぞれ特色がはっきりしていて、見どころが充実していると感じます。
一方、ベトナムではまだまだ観光地化されているところは少なく、観光スポットのクオリティはタイに劣るかなといったところです。

ちなみに、私がおすすめしたい両国の観光地はここ!
タイのおすすめ観光地:クラビ

タイ南部といえばプーケットやサムイ島が有名ですが、私のお気に入りは断然クラビです。
石灰岩の奇岩に囲まれたビーチはまるで自然が創った芸術作品!プーケットの賑わいやサムイ島のリゾート感とは違う、静かで穏やかな雰囲気が魅力です。
アクティビティも豊富で、ピピ島ツアーやロッククライミング、エメラルドプールなど自然を満喫する体験が揃っています。
クラビの大自然に癒されたい方は、ぜひ一度訪れてみてください。
ベトナムのおすすめ観光都市:ダナン

ベトナム中部のダナンは、美しいビーチと活気ある街並みが魅力の観光地。世界遺産ホイアンにも近く、観光拠点としても最適です。
私がこの街をおすすめする一番の理由は、圧倒的なコスパの良さ!
レストランでの食事が1,000円、カフェのコーヒーは200円、リゾート感あるホテルも2,000円台から宿泊でき、ドミトリーなら600円〜と破格です。
リゾート地でこの価格は、もはや破格と言えるレベルですよね。
ビーチでのんびり過ごすもよし、食べ歩きするもよし。
ベトナム旅行を考えているなら、ぜひダナンを訪れてみてください。
タイとベトナム、治安が良いのはどっち?
2024年度の世界平和度指数によると、ベトナムは41位、タイは75位となっており、データだけを見ると、治安はベトナムの方が良いといえます。(ちなみに日本は17位です。)
しかし、世界平和度指数は、あくまで国全体の平和度を測る指標なので、個々の地域や状況によって治安は異なります。
例えば、ベトナムでもホーチミンやハノイなどの大都市では、スリや置き引きなどの軽犯罪に注意が必要です。また、タイでもバンコクなどの観光地では、詐欺やぼったくりなどの被害に遭う可能性があります。
どちらの国も、基本的な防犯対策をしっかりしていれば、安全に旅行を楽しめるでしょう。
タイとベトナム、日本人の口に合う食事はどっち?
結論から言うと、これはもう完全に個人の好みとしか言いようがありません!
ただ、一般的な傾向として、それぞれの料理には以下のような特徴があります。
タイ料理の特徴

タイ料理は、辛味、酸味、甘味を組み合わせた強い味付けが特徴です。
スパイスやハーブを多用し、独特の風味を持つ料理が多く、辛いものが好きな方には好まれます。
- トムヤムクン
エビの旨みが凝縮!世界三大スープの1つ - グリーンカレー
ココナッツミルクの甘さとスパイスの刺激が絶妙 - パッタイ
米粉でできたタイ風焼きそば - カオマンガイ
タイのチキンライス
ベトナム料理の特徴

ベトナム料理は全体的にあっさりしていて、油っぽさが少ないのが特徴です。
日本と同じく米が主食で、野菜やハーブを多く使用するため、ヘルシーで日本人の味覚に合いやすいといわれています。
ベトナムは南北に長いため、地域によって味付けが異なるのも特徴の一つ。
北部(ハノイ)はあっさり、中部(ダナン)はやや辛め、南部(ホーチミン)は甘めの味付けが多いです。
- フォー:ベトナムを代表する国民食
- 生春巻き:野菜たっぷりでヘルシー
- バインミー:サクサクのパンに具材を挟んだサンドイッチ
- バインセオ:ベトナム風お好み焼き
それぞれの特徴を見る限り、
刺激を求める方はタイ料理
ヘルシーで優しい味付けが好みの方はベトナム料理
という感じでしょうか。
ぜひ両方試して、お気に入りの味を見つけてくださいね。
まとめ
ここまで、タイとベトナムの比較をしてきました。
最後に、ご紹介した内容をまとめますね。
- 旅行のしやすさはタイ
- 過ごしやすさは若干ベトナム
- コスパが良いのはベトナム
- 見どころ(観光)の多さはタイ
- 治安は地域によって異なる
- 食事はあなた好み
タイもベトナムも、日本人に大人気の旅行先です。
どちらの国を選ぶかは、あなたの旅行の目的やスタイルによって異なります。
本記事を参考にして、行き先を選んでいただけたら幸いです。

できればどっちも旅行してみてね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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